デジタル化やグローバル化が進み、ビジネスや業務の変革に取り組む企業が多い中で、DXの取り組みを主導する人材「ビジネスアーキテクト」に注目が集まっています。ビジネスアーキテクトは、デジタル技術を活用してビジネスを設計し、一貫した取り組みの推進を通じて、設計したビジネスの実現に責任を持つ役割を担います。また、関係者をコーディネートし、関係者間の協働関係の構築を促すことも役割の一つです。しかし、ビジネスアーキテクトとして活躍するためには、どのような資格が役立つのでしょうか。本記事では、ビジネスアーキテクトとしてのスキル養成やキャリア形成に役立つ資格を6つ厳選してご紹介します。ビジネスアーキテクトとは?DX推進スキル標準(※1)において、ビジネスアーキテクトは以下のように定義されています。DXの取り組みにおいて、具体的な目標を設定し、それを実現できるプロセスを策定することで、ビジネスや業務の変革を主導する人材ビジネスアーキテクトは、関連するスタッフや部門間の協力を促進し、その協働を導くことで、設定された目的の達成に向けて、一貫した取り組みを推進します。また、ビジネスアーキテクトが担うロール(※2)として、以下の3つが設定されています。新規事業開発既存事業の高度化社内業務の高度化・効率化以上を踏まえて、次章ではビジネスアーキテクトとして活躍していくうえで役立つ資格を5つ紹介します。※1:DX推進にあたって欠かせない人材の役割・スキルが定められた標準で、2022年12月に経済産業省と情報処理推進機構(IPA)により発表された。※2:DX推進にあたって担当する責任や主要な業務内容、そのために必要なスキルセットをもとに定められている役割。ビジネスアーキテクトおよびDX推進スキル標準について理解を深めたい場合は、それぞれ以下の記事もご覧ください。ビジネスアーキテクトとは?役割、業務、必要なスキル|DX推進スキル標準DX推進スキル標準とは?必要性、5つの人材類型、活用イメージ参考:独立行政法人 情報処理推進機構 経済産業省「デジタルスキル標準ver.1.2」2024年7月ビジネスアーキテクトに役立つ資格5選(IPA推奨)ビジネスアーキテクトとしてのスキルを養成し、キャリアを発展させていくためには、適切な資格の取得を目指すのも一つの手段です。本章では、ビジネスアーキテクトに必要とされるスキル(戦略立案能力、プロジェクト管理能力、ITリテラシー)を網羅する資格試験として、以下の5つを取り上げます。これらの資格は、経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が定めるDX推進スキル標準に基づく評価で「特に有用」または「有用」とされており、ビジネスアーキテクトとしての実務能力を証明するために適しています。※ 記載されている内容は、2024年7月時点のIPA公式資料に基づいています。最新情報は、IPAの公式サイトをご確認ください。資格試験名ビジネスアーキテクトにおける有用性(情報処理推進機構による評価)ITストラテジスト試験特に有用エンベデッドシステムスペシャリスト試験特に有用システムアーキテクト試験有用プロジェクトマネージャ試験有用応用情報技術者試験有用それぞれの資格試験の概要や特徴、合格率などを順番に詳しく解説します。参考:独立行政法人 情報処理推進機構「ビジネスアーキテクト (新規事業開発)」ITストラテジスト試験ITストラテジストは、企業のトップマネジメントと連携し、事業戦略や計画の立案段階から関与するエンジニア系の上級職です。技術的な知識だけでなく、ビジネスや経営に関する幅広い知識とスキルが求められます。ITストラテジスト試験は、国家資格である情報処理技術者試験の中でも最高難易度に分類される「スキルレベル4」の試験です(※スキルレベル4とは、経営戦略の策定やプロジェクトマネジメントなど高度な専門性を証明する基準)。この資格は、事業戦略やIT戦略の立案から実行管理までを担うエキスパートとしての能力を証明します。ITストラテジスト試験は、戦略立案やシステム化計画の策定スキルを証明し、ビジネスアーキテクトが担う事業戦略の設計や分析業務に直結します。特に、経営層と連携しながら事業を推進する役割を担うための能力を強化します。試験概要受験資格:特に制限なし実施回数:年1回(4月)受験料:7,500円(税込)筆記試験(午前・午後)その中でもITストラテジスト試験は最高峰とされる資格であり、取得することで高度な専門性と戦略的な視点を持つプロフェッショナルであることが証明されます。ITストラテジスト試験に合格するためには、具体的に以下のような知識・スキルが要求されます。必要な知識・スキル補足事業戦略の策定と評価事業環境やIT動向を分析し、ビジネスモデルの提案や事業戦略の策定ができる。策定した事業戦略の達成度を評価し、経営層にフィードバックを提供できる。情報システム戦略の策定と評価事業や業務環境を調査・分析し、情報システム戦略や全体的なシステム化計画を立案できる。立案した戦略や計画を評価し、必要に応じて改善策を提案できる。個別システム化計画の立案と実行全体システム化計画をもとに、個別のシステム化構想や計画を策定し、適切なシステムを調達できる。実施結果を評価し、課題があれば改善策を提案できる。戦略実現のモニタリングとリスク管理情報システム戦略や改革プログラムの実施条件を理解し、進捗をモニタリングしながら適切にコントロールできる。情報セキュリティリスクや戦略実現に伴うリスクを分析し、対策を策定・実行できる。直近のITストラテジスト試験結果は、以下のとおりです(令和6年度春期)。受験者数:5,327人合格者数:842人合格率:15.8%下表に、ITストラテジスト試験の試験詳細(タイムスケジュールと形式)をまとめました。試験時間出題形式出題数(回答数)午前Ⅰ9:30~10:20(50分)多肢選択式(四肢択一)30問(30問)午前Ⅱ10:50~11:30(40分)多肢選択式(四肢択一)25問(25問)午後Ⅰ12:30~14:00(90分)記述式3問(2問)午後Ⅱ14:30~16:30(120分)論述式2問(1問)参考:独立行政法人 情報処理推進機構「ITストラテジスト試験」 独立行政法人 情報処理推進機構「技術者とスキル標準<基礎編>」 独立行政法人 情報処理推進機構「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 推移表(平成21年度春期以降)」エンベデッドシステムスペシャリスト試験エンベデッドシステムスペシャリストは、家電や自動車などの機器に組み込まれた「エンベデッド(組込み)システム」の専門家です。エンベデッドシステムは、各機器が本来の機能を発揮するために欠かせない役割を果たしています。エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、組込みシステムの設計や品質管理に関する高度な知識を証明し、IoTやスマートデバイスを活用したDX推進に対応する能力を強化します。特に、新規事業開発や製品設計に関するプロジェクトへの応用が可能です。試験概要受験資格:特に制限なし実施回数:年1回(10月)受験料:7,500円(税込)筆記試験(午前・午後)エンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格することで、組込みシステムに関する高度なスキルや専門知識が一定以上の水準に達していることを証明できます。エンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格するためには、以下のような知識・スキルが要求されます。必要な知識・スキル補足競争力のあるシステムの企画と戦略立案新しい組込みシステムの開発において、技術動向や社会的要請、知的財産の分析結果をもとに、必要に応じて他社の技術を活用し、付加価値や柔軟性を考慮しながら、展開戦略や開発戦略を立案し推進できる。品質要件の適切な反映システムが使用される環境や安全性、情報セキュリティなどの品質要件を十分に検討し、それを機能仕様に反映できる。システムアーキテクチャの設計と再利用性の考慮リアルタイムOSや汎用モジュールに関する専門知識を生かして合理的なアーキテクチャを設計し、開発資産の再利用可能性を検討したうえで効果的に活用できる。ハードウェアとソフトウェアの適切な組合せ設計機能仕様をもとにプラットフォームや既存製品の再利用可能性を考慮して、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた設計を行い、各要求仕様を具体化できる。また、開発工程全体を主導できる。高度な専門知識の活用と技術動向の分析特定分野での専門知識や開発経験をもとに技術動向を分析し、必要に応じて外部の専門家から知識を取得して開発プロセスに反映させられる。開発環境の構築と改善組込みシステムの開発を効果的に進めるために最適な開発環境を構築し、継続的に改善できる。直近のエンベデッドシステムスペシャリスト試験結果は、以下のとおりです(令和5年度秋期)。受験者数:1,841人合格者数:305人合格率:16.6%下表に、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験詳細(タイムスケジュールと形式)をまとめました。試験時間出題形式出題数(回答数)午前Ⅰ9:30~10:20(50分)多肢選択式(四肢択一)30問(30問)午前Ⅱ10:50~11:30(40分)多肢選択式(四肢択一)25問(25問)午後Ⅰ12:30~14:00(90分)記述式2問(1問)午後Ⅱ14:30~16:30(120分)論述式3問(1問)参考:独立行政法人 情報処理推進機構「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」システムアーキテクト試験システムアーキテクトは、システム全体の設計を担当する高度な技術者です。業務に関する深い知識を生かし、IT技術を駆使して最適な解決策を提案します。システム開発の過程で、要件定義やシステム構造の設計を行いながら、開発チームを指導・サポートする役割も担います。システムアーキテクト試験は、情報システムの設計や構築に必要な専門知識や技術を評価するための試験です。この試験に合格することで、システムアーキテクトとしての能力が証明されます。システムアーキクト試験は、システム設計や業務プロセス改善のスキルを証明し、ビジネスアーキテクトが関与する業務の最適化や業務改革プロジェクトの推進に役立ちます。業務フローの改善やシステム構築に関する技術力を補強します。試験概要受験資格:特に制限なし実施回数:年1回(4月)受験料:7,500円(税込)筆記試験(午前・午後)システムアーキテクト試験に合格するためには、以下のような知識・スキルが要求されます。必要な知識・スキル補足情報システム戦略の理解と活用情報システム戦略を正しく理解し、業務モデルや情報システム全体を検討し、最適な提案を行える。業務プロセスとシステム知識の活用業務プロセスの専門知識とシステムに関する知識を生かして、業務に適したシステムを提案できる。ビジネス活動のモデル化企業のビジネス活動を抽象化(モデル化)し、情報技術を適用可能な形に再構成できる。業界や業種の深い知識業界固有のベストプラクティスや業務プロセスの状況、慣行などを把握し、専門知識を活用できる。システム設計の知見システム方式や開発手法、ソフトウェアパッケージに精通し、適切な選択と応用ができる。基盤技術の知識とリスク管理OSやデータベース、ネットワーク、セキュリティなどの要素技術に関する知識を持ち、技術リスクを考慮したシステム設計と保守ができる。評価と汎用化のスキルシステム運用や業務運用、投資効果の評価基準を設定し、分析・評価できる。また、多くの企業に展開可能なシステムやサービスの汎用化を検討できる。直近のシステムアーキテクト試験結果は、以下のとおりです(令和6年度春期)。受験者数:3,666人合格者数:549人合格率:15.0%下表に、システムアーキテクト試験の試験詳細(タイムスケジュールと形式)をまとめました。試験時間出題形式出題数(回答数)午前Ⅰ9:30~10:20(50分)多肢選択式(四肢択一)30問(30問)午前Ⅱ10:50~11:30(40分)多肢選択式(四肢択一)25問(25問)午後Ⅰ12:30~14:00(90分)記述式3問(2問)午後Ⅱ14:30~16:30(120分)論述式2問(1問)システムアーキテクト試験の受験料も7,500円(税込)で、受験資格の制限はありません。参考:独立行政法人 情報処理推進機構「システムアーキテクト試験」プロジェクトマネージャ試験プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクトの計画や実行、管理を統括する責任者を対象とした試験です。プロジェクト全体を成功に導くために必要な予算やスケジュール、品質管理などの知識を評価し、専門分野を持つ高度IT人材としての能力を評価することを目的としています。この試験を通じて、受験者はプロジェクトマネージャとしてのスキルをさらに深めることが期待されます。プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクト計画・実行・管理スキルを証明し、ビジネスアーキテクトが関わるDX推進プロジェクトの管理能力を補強します。特に、多部門間の調整やリスク管理に必要なリーダーシップスキルを強化します。試験概要受験資格:特に制限なし実施回数:年1回(10月)受験料:7,500円(税込)筆記試験(午前・午後)プロジェクトマネージャ試験に合格するためには、以下のような知識・スキルが要求されます。必要な知識・スキル補足組織理解組織の戦略やシステム全般について基本的な事項を理解している。計画立案プロジェクトの環境変化やステークホルダーの期待を正確に把握し、目標達成のための具体的なプロジェクト計画を作成できる。アプローチの選定プロジェクトの目標に最適なライフサイクルや開発アプローチを選び、必要に応じてプロセスを修正できる。チーム統率プロジェクトチーム全体の意識を統一し、パフォーマンスを向上させるとともに、チームの自律的な成長を促進できる。リスク対応リスクや不確実性を理解し、柔軟に対応できる思考と適応力を発揮できる。分析・評価プロジェクト計画や実績を適切に分析し、その結果を次のマネジメントや他のプロジェクトの参考資料として活用できる。直近のプロジェクトマネージャ試験結果は、以下のとおりです(令和5年度秋期)。受験者数:7,888人合格者数:1,066人合格率:13.5%下表に、プロジェクトマネージャ試験の試験詳細(タイムスケジュールと形式)をまとめました。試験時間出題形式出題数(回答数)午前Ⅰ9:30~10:20(50分)多肢選択式(四肢択一)30問(30問)午前Ⅱ10:50~11:30(40分)多肢選択式(四肢択一)25問(25問)午後Ⅰ12:30~14:00(90分)記述式3問(2問)午後Ⅱ14:30~16:30(120分)論述式2問(1問)参考:独立行政法人 情報処理推進機構「プロジェクトマネージャ試験」応用情報技術者試験応用情報技術者試験の対象者は、以下のとおりです。ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者応用情報技術者試験は、ビジネスアーキテクトとして求められるIT戦略策定やプロジェクト管理能力の基礎を証明する資格です。この試験では、ITを活用したビジネスモデルの提案やシステム設計に関する知識・スキルが問われます。ビジネスアーキテクトを目指す初期段階の人材に適しており、より高度な資格へのステップアップとしても役立ちます。応用情報技術者試験は、IT戦略策定やシステム開発に関する基礎スキルを証明し、ビジネスアーキテクトの初期スキル構築に最適です。また、より高度な資格へのステップアップとして活用でき、ITを活用した業務設計や改善プロジェクトへの応用が期待できます。試験概要受験資格:特に制限なし実施回数:年2回(4月と10月)受験料:7,500円(税込)筆記試験(午前・午後)応用情報技術者試験に合格するためには、以下のような知識・スキルが要求されます。必要な知識・スキル補足経営戦略・IT戦略の策定経営者の方針を理解し、外部環境の変化を正確に把握できる。そのうえで業界の動向や事例を収集し、戦略の策定に役立てられる。戦略評価モニタリング指標を活用し、計画とのギャップを分析できる。また、差異の原因を特定し、改善案を提案できる。提案活動システムやサービスの提案活動において、提案内容を議論し、一部の提案書を作成できる。企画・設計システムの企画や要件定義、設計に関して、必要な技術を調査し、適切な技術を提案できる。運用管理運用管理チームやサービスデスクの一員として、担当分野で安定したサービスを提供できる。プロジェクト管理プロジェクトの一員として、リーダーの指示のもと、スコープや予算、スケジュール、品質管理に積極的に関与できる。技術問題の解決情報システムやネットワーク、データベース、組み込みシステムなどの設計・運用において、上司の方針を理解し、自身で技術的な課題を解決できる。直近の応用情報技術者試験結果は、以下のとおりです(令和5年度秋期)。受験者数:37,763人合格者数:8,753人合格率:23.2%下表に、応用情報技術者試験の概要をまとめました。試験時間出題形式出題数(回答数)午前9:30~12:00(150分)多肢選択式(四肢択一)80問(80問)午後13:00~15:30(150分)記述式11問(5問)以下の記事では、ビジネスアーキテクトに限定せず、さまざまな人材がDX推進に携わっていくうえで役立つ資格を幅広く紹介しています。DX資格が注目される理由や取得するメリットなどもまとめていますので、資格取得に興味のある方はぜひ参考にしてください。DX資格14選!DX推進に役立つおすすめ資格を紹介参考:独立行政法人 情報処理推進機構「応用情報技術者試験」ITパスポート試験ここまで、ビジネスアーキテクトとしてのスキル養成やキャリア形成に役立つ資格を取り上げてきましたが、最後にDX全般に通じる資格として「ITパスポート試験」をご紹介します。ITパスポート試験は、社会人が知っておくべき「ITの基礎」を習得できる資格です。情報・ITに関する知識はもちろん、社会人ならば欠かせないさまざまな知識を広く身に付けられます。当然ながらDXを推進するためには、ITリテラシーの習得が欠かせません。経済産業省でも、「すべてのビジネスパーソンの新しい基礎力」としてITリテラシーを位置付けています。ITパスポート試験は、DX推進に欠かせない基礎知識を身に付けるのに役立つ資格試験といえるでしょう。試験概要受験資格:特に制限なし実施回数:随時受験料:7,500円(税込)筆記試験(120分)ITパスポート試験に合格するためには、以下のような知識・スキルが要求されます。必要な知識・スキル補足情報セキュリティや情報モラルに関する知識インターネット、電子メール、社内システムを利用する際に、機密情報の漏えいやウィルス感染など様々なリスクがあることを理解できる。企業コンプライアンス・法令遵守に関する知識著作権侵害・商標権侵害などの法令違反や個人情報漏えいなどのリスクを理解できる。経営全般の基礎知識ITを活用した業務の課題把握と解決力をもとに、業務改善につなげられる。業務に必要なITの基礎知識情報システム、ネットワーク、データベースなどITの基礎知識をもとに、顧客や社内の情報システム部門、IT企業と円滑なコミュニケーションができる。直近のITパスポート試験の結果は、以下のとおりです(令和6年12月度)。受験者数:25,099人合格者数:12,077人合格率:48.1%下表に、ITパスポート試験の概要をまとめました。試験時間出題形式出題数(回答数)120分四肢択一式100問(100問)弊社では、経済産業省が指定する、働く人全員に知識として知ってもらいたいDXに関する基礎レベルの知識をテーマごとにまとめたオンライン講座「DXリテラシー人材育成プログラム」を提供しています。社員全員にDXに関する基礎知識を提供し、全社的なベースを底上げすることが可能です。研修の確認テストも用意しており、研修の成果を可視化できます。主な学習内容は、以下のとおりです。DX時代におけるマインド・スタンスDXに関連する概念や社会環境の変化DX推進のためのデータやデジタル技術DXで活用されるデータ・技術の活用事例本プログラムで学んだ内容はITパスポート試験の対策としても活用できますので、興味がある企業様は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。「DXリテラシー人材育成プログラム」について、詳しくは以下のページをご覧ください。DXリテラシー人材育成プログラム参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲」 IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「【ITパスポート試験】統計情報」まとめビジネスアーキテクトは、DX推進を担う重要な人材です。戦略立案やプロジェクト管理、ITリテラシーなど多岐にわたるスキルが求められます。資格取得はこれらのスキルを体系的に習得し、専門性を証明する有効な手段です。本記事で紹介した資格を活用し、DX推進を牽引するリーダーとしてのキャリアを築きましょう。